カープの羽月竜太郎被告が18日、保釈されましたが、そもそも「保釈」とはどういう制度なのか。

保釈とは起訴された後、本人や被告の弁護人、家族などが保釈請求をして、それを裁判所が認め保釈金を支払えば、裁判が終わるまでの間身体拘束が一時的に解かれるという制度です。

【広島大学法学部長・吉中信人教授】
「保釈金は罰金のようなものではなく、一応逃亡しないために重しになるような金額を一定程度払っておくということなんで、これは有罪無罪にかかわらず戻ってくるお金です」

羽月被告は今回、保釈金300万円を納付したということでした。
これまでに逮捕された著名人の例を見てみますと、
日産自動車のカルロス・ゴーン元会長が金融商品取引法違反などで起訴された際、保釈金として納付した金額は合計15億円。

元プロ野球選手の清原和博氏が覚せい剤取締法違反で起訴された際、保釈金として納付した金額は500万円でした。

金額はさまざまですが、どのように決まるものなのでしょうか?

【広島大学法学部長・吉中信人教授】
「もちろん犯罪の重大性とか性質にもよるのですが、端的に言うと経済力です。収入とか資産、この人がどのぐらい持ってるか。このぐらいだったら多分この人が逃げないだろうというような、重しになるような金額であることが必要になります」

今回の羽月被告の300万円というのは妥当な金額ですか?

【広島大学法学部長・吉中信人教授】
「一般の感覚からすると少し高めかなというふうに思いますが、やはりプロ野球選手ですし、社会的影響も大きいということで、この額になったのかなというふうに思います」

保釈された後というのは、一般的にどのように過ごすんでしょうか?

【広島大学法学部長・吉中信人教授】
「制限住居といって、普通に帰るところがあれば、その住宅に帰ってもらうのですが、たとえば3日を超える外泊ができなかったり、引っ越しするときには許可が要るという生活を送りながら、身元保証人に監督してもらいながら普通の生活をするということになります」

一定の条件の中で、以前と同様の生活を送れるということですが、そんな中で羽月被告は今後、裁判が行われるのを待つことになります。捜査の進展と球団の対応に注目です。

テレビ新広島
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