兵庫県赤穂市の病院で患者に後遺症を負わせた罪に問われている医師の男に対し、検察側は禁錮刑を求刑しました。

赤穂市民病院の医師だった松井宏樹被告(47)は、6年前、患者の女性(80)の腰の骨をドリルで削る手術をした際、神経の一部を誤って切断し、両足の麻痺など完治しない後遺症を負わせた罪に問われています。

松井被告は裁判で、起訴内容を認めています。

きょう=18日の裁判では、女性の長女が「母は、生涯おむつを使用しなければ生活できない身体になり、自由だけではなく、人としての尊厳まで奪われました。(被告人を)生涯赦すことはできません」と陳述しました。

検察側は止血を十分に行わず、目視が難しい中、ドリルで手術した過失は重大だと指摘し、禁錮1年6カ月を求刑。一方、弁護側は事故の原因は良く削れるドリルを使い続けたことで、指示をしたのは上司の医師だと主張しました。

判決は来月12日に言い渡されます。

(関西テレビ「newsランナー」 2026年2月18日放送)

関西テレビ
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