阿蘇中岳で起きた遊覧ヘリの事故は発生から3週間余り。搭乗者の安否はいまだ分かっていません。捜索活動が難航する中、13日東京消防庁など専門の機関が現地を視察しました。
この事故は1月20日の昼前、阿蘇中岳付近に向かった遊覧ヘリの行方が分からなくなり、その日の夕方、火口内の斜面で大破した状態で見つかったものです。
現場周辺は断崖絶壁で地盤がもろく、有毒な火山ガスが発生していることも重なり捜索は難航。ヘリに乗っていたパイロットや台湾からの観光客、合わせて3人の安否はいまだ分かっていません。
13日は、東京消防庁や熊本市消防局、消防研究センターなど専門機関の関係者約20人が現地を視察しました。
これは、現場での安全管理や今後の救助活動に役立てようと阿蘇広域消防本部が実施。参加した機関からは「厳しい環境」という意見のほか、救助についての助言などが出たということです。
阿蘇広域消防本部は13日の視察で出た意見などを踏まえ早ければ来週にも関係機関による会議を開き、救助方法の確立につなげたいとしています。