雨が少ない影響で天草市本渡地区に水を供給しているダムの水位が大幅に低下し、水不足が深刻化しています。今週10日から11日にかけて降った雨でも水位は回復せず、給水制限が現実味を帯びてきました。
【地元の農家】
「農業用ハウスに毎日、水がいる。田んぼでそろそろ早期(米の田植え)が始まるので、しろかきしないといけないができるかどうか…、今困っている」
天草市本渡地区の1万5000世帯余りに水道水を供給している亀川(かめがわ)ダムと楠浦(くすうら)ダムは少雨の影響でダムの水位が大幅に低下。
今週10日から11日にかけて天草市本渡では13.5ミリの雨を観測したものの、ダムの水位を回復させるまでには至っていません。
12日は天草市役所で渇水対策本部会議が開かれ馬場 昭治市長が危機感を示しました。
【天草市 馬場 昭治 市長】
「10日、11日はもう少し雨が降ってくれることを期待していたがあまり降らなかった。(今後も雨は)正直、期待できない可能性が非常に高い。降らないことを前提にしっかりと準備していかなければならない」
市水道局によりますと亀川ダムと楠浦ダムの12日時点の合計貯水率は35.6パーセントとなっています。
市は、合計貯水率が35パーセントを切ったら給水制限の区域や給水所の配置などの検討に入り、30パーセント以下で『緊急事態宣言』を発表。
25パーセントを下回った場合夜間断水などを行うとしています。
このまま雨の少ない状態が続けば3月3日には25パーセントを下回る見込みで給水制限が現実味を帯びてきています。