県立米沢女子短期大学の学生たちが、十二単などの日本古来の装束を試着し、当時の暮らしに思いをはせた。
米沢女子短期大学では、朝廷や公家・武家の行事や風俗・装束など、日本の文化について学ぶ集中講義「有識故実」を毎年開いている。
2026年は国語国文学科・日本史学科の学生など、計50人が受講した。
講義最終日の12日、代表の学生をモデルに、平安時代以降の公家の男性の正装で、現在の皇族も着用する「束帯」や、女性の正装である「十二単」といった装束について学んだ。
特に「十二単」はあわせて約15キロある装束の重さが肩にかかって歩きにくく、当時の女性が座って生活することを前提として作られたものであるなどの説明を受けた。
学生たちは着付けの苦労や身につけた時の重さなど、当時の人々の生活に思いをはせていた。
(十二単を着た学生)
「重かった。着ていく過程を体感できたのがとても楽しかった」
(束帯を着た学生)
「絵巻物を見る機会があったが、実際に着た感じは想像できなくて、こうして体験できていい学びになった」
古式ゆかしい装束を実際に着用できる講義は全国的にも珍しいということで、学生たちは平安時代から受け継がれる日本古来の装束について学びを深めていた。