佐賀県警の不正なDNA型鑑定問題で、警察庁は特別監察の中間報告で、県警が不適切と判断した130件について、「捜査への支障は確認できない」としたものの19件は「影響不明」としています。
佐賀県警の科学捜査研究所で7年間にわたり不正なDNA型鑑定が行われていた問題で、警察庁は去年10月、原因分析や再発防止策を確認するため特別監察を実施していました。
警察庁は、2回目となる中間報告を発表し、これまでに佐賀県警が不適切と判断したDNA型鑑定130件について、「捜査への支障が生じてることが確認されたものはなかった」と明らかにしました。
その一方で、「本来、判明するはずの被疑者を判明させることができなかった」といった点については、捜査中、時効を含めて19件が「影響不明」となっています。
警察庁は引き続き元職員による鑑定の実施状況の確認を進めていくとしていますが、最終報告を出すまでには、まだ数カ月かかる見通しとしています。