日本維新の会の吉村代表はきのう=10日、「高市総理から次の内閣改造のときに、閣内に入ってもらいたいという要請が正式にあった」と明かし、自身としても「入るべき」という考えを示していました。
これについて11日、関西テレビ「旬感LIVE とれたてっ!」に出演した“維新の創設者”橋下徹さんは、「個人的な意見・予想」としたうえで、閣僚ポストは「総務大臣」で入るのは「馬場さん(前維新代表)」と明言しました。
■連立入り時は「人材いない」も「政治家は能力の成長が早いところがある」
高市総理は今回の選挙を受けて内閣改造はしないとしていて、維新が閣僚を出す場合は、この次に内閣を改造するときとなります。
番組の青木源太キャスターが「維新が連立政権入りを決めた去年10月には、『閣僚を務められる人材がいない』という話だったのでは?」と質問。
橋下さんは「選挙で自民と維新が信を得たのだから、責任を共有しないといけない。出さないわけにはいかない」と答え、「政治家は能力の成長が早いところがある」と述べました。
これに対し、タレントの眞鍋かをりさんが「(連立政権入りからの)この短期間で?」と指摘されると、自身が政治経験なく大阪府知事に就任した時のことを引き合いに出し、こう説明しました。
【橋下徹さん】「府知事就任から3カ月で大体のことがわかるようになった。維新も前の補正予算でいろいろやったとき、『与党ってこういうことなんだ』ということを学んだ」
■候補者は「2人しかいません」”比例重複”せず 馬場前代表・藤田共同代表
そして「誰が適任か」という議論については、次のように解説しました。
【橋下徹さん】「維新は(政策で)定数削減って言ってたでしょ。(小選挙区で落選しても、比例代表への重複立候補で復活当選する)『ゾンビ議員』はいらないって、言ってたでしょ。
だから維新は僕はてっきりもう比例重複ってやらないものだと思ってい。ところが、ほとんどが比例重複で(立候補して)『ゾンビ議員』が誕生したんです。
ところが馬場さんと藤田さんはしなかった。比例重複していないんです。根性で小選挙区だけで勝っている。だから候補者は、この2人しかいません」
■維新の閣僚ポストは「疑問も何も、総務大臣しかないですよ」
続いて青木キャスターが、維新から閣僚を出す場合、どの大臣になるのかについて「副首都をやるのなら総務大臣と思うが、この重要ポストを自民党が維新に明け渡すかという疑問もある」と指摘すると…
【橋下徹さん】「疑問も何も、総務大臣しかないですよ。だって維新は副首都構想をやる。それから維新の党是は地方分権。最終的には道州制。統治機構改革。これの所管官庁はもう総務省」
【青木源太キャスター】「維新はやりたいけれども、別に自民党やりたくないかもしれないじゃないですか?」
【橋下徹さん】「でもこれは高市さんと吉村さんの関係で。2人は『きょうだい(姉弟)関係』ですよ。『義きょうだい(姉弟)』。
だから、自民党と維新の組織対組織の中で、報道で出ているように『自民は維新切れ』という声あるけど、高市さんと吉村さんの関係ではそれはないです」
■大臣になるのは「馬場さん」と断言 その理由は
ここまで述べた上で、馬場前代表と藤田共同代表のうちどちらが、大臣になるのか、という点については「馬場さん」と断言。
その理由について解説しました。
【橋下徹さん】「藤田さん(共同代表)は、むちゃくちゃ実務能力があって、党の代表を辞められません。
この人がいなくなったらもう政策推進も何もできなくなるんで、藤田さんは維新に残る。
馬場さんは、党内で実力を持っていて、堺市議会から僕らと最初に大阪維新の会を最初に立ち上げたメンバーでもあり、やっぱり経験豊富。
政治家はみんな大臣になりたいという人がいっぱいおるんですよ。そういう中でも、馬場さんだったら、『みんな納得』だと、僕はいろんなところから聞いています。
これ個人的な意見だけをこんなテレビ使ってしゃべっちゃっていいのかな。あくまで個人的な予想ですからね」
■馬場前代表を「飲み食い政治」と批判も「経験も能力もある。総務大臣いける」
馬場前代表については、橋下さん自身がその政治手法を「飲み食い政治」と指摘したり、SNSで「馬場執行部は、永田町文化にどっぷりとつかり、意識を変えることができなかった」と批判したりしたこともありました。
【橋下徹さん】「僕はやっぱり馬場さんや藤田さんのその政治に対して、僕はやっぱりコメンテーターとして意見があったので。
古い『飲み食い政治』とか、お金のやりとりとかをやって、古い政治だと思っていた。
でも維新がそこから変わっていき、ある意味、僕から見たら『すごい古い政治』をやっていた2人が、馬場さん自身が、『(飲み食いは)もう“1万円ルール”だ』と。
自民党の幹部たちと会うときも、「いやいや、もう維新はこういうルールだから」と馬場さんが言えば、維新の中も変わる。
僕がなぜこの『飲み食い政治』ばかり言っているかというと、高市さんがそういう永田町の雰囲気がないから、国民からこんな支持されたと思うんですよ。
ちょっとでも永田町のにおいがしたら、一気にその国民の支持が離れると思うんです。だから維新が変えてもらいたい」
その上で、馬場前代表について「もともと経験も能力もあった。与党の経験はなかったが、3カ月経験した。大阪の地方議会でも、議長もやっているから、国政の与党の経験があれば総務大臣いけると思います」と太鼓判を押しました。
(関西テレビ「旬感LIVE とれたてっ!」2026年2月11日放送)