悠仁さま小学校ご卒業  作文につづられた「お茶小の六年間」と7枚の写真

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  • 秋篠宮家の長男・悠仁さま お茶の水女子大学附属小学校をご卒業
  • 宮内庁は小学時代の写真7点を公開
  • 卒業文集の作文「お茶小の六年間」には「人は自然界の中で生きている」のメッセージ

悠仁さま お茶の水女子大学附属小学校ご卒業

秋篠宮家の長男・悠仁さまは、3月15日、お茶の水女子大学附属小学校を卒業されました。

3月15日 お茶の水大学付属小学校(東京・文京区)

卒業式では卒業生113人一人一人に証書が手渡され、悠仁さまの名前が呼ばれると「はい」と大きな声で返事をし、卒業証書を受け取られたということです。

卒業式後には、秋篠宮ご夫妻とともに取材陣の前に姿を見せられた悠仁さま。
ご卒業おめでとうございます、と声をかけられると、「ありがとうございます」とはっきりした声で答えられていました。

小学時代の写真7枚と作文を公開

卒業にあたり、悠仁さまが1年生から6年生までの学校行事に参加されている写真7点と卒業記念文集「かなでる」に掲載された「お茶小の六年間」という題で書かれた作文が宮内庁から公開されました。

1年生 音楽会 平成25年11月

音楽会での1年生の演目「だれにだっておたんじょうび」を歌った際、他の9月生まれのお友達と一緒に「ハーイ」と返事をされました。

宮内庁提供

3年生 運動会 平成27年5月

宮内庁提供

4人一組のリレー競技を終えて、笑顔を見せられました。
この運動会では、2本の縄を使ったダブルダッチにも出場されています。

4年生 音楽会 平成28年11月

宮内庁提供

3年生の音楽会でも披露したトーンチャイムを持って、合唱曲を演奏されました。

5年生 林間学校 平成29年8月

宮内庁提供

二泊三日の初めての林間学校で訪れた長野県・白樺湖付近ではお友達とオリエンテーリングや飯盒炊飯を経験されました。薪割も体験されています。

宮内庁提供

車山高原への途中でお友達と一緒に一休み。林間学校で共同生活を送り、高原地帯の自然も楽しまれました。

6年生 林間学校 平成30年8月

宮内庁提供

福島県・裏磐梯高原を林間学校で訪れられました。
雄国沼周辺をお友達とトレッキング。湿原の自然に親しまれました。

宮内庁提供

トレッキングの後半に雨が降り、雨がっぱ姿に。
今回の林間学校では、会津若松で会津藩校の日新館を見学したほか坐禅も体験されました。

卒業文集につづられた「お茶小の六年間」

作文には「お茶小の六年間」と題が付いていて、作文中央には「人は自然界の中で生きている 秋篠宮悠仁」というメッセージがレイアウトされています。

お茶の水女子大学附属小学校で過ごした六年間、さまざまな思い出を作ることができました。そこで、印象に残ったことを少し振り返ってみたいと思います。

一年生のころ、毎日ライオン池で遊んだり、畑の植物や虫を観察したりして楽しみました。そして、いくつかのテーマから自分の関心があるものを決めて取り組む学習、「えらぶ」の時間に、春見つけ、秋見つけなど「きせつ見つけ」をしていたことをよく覚えています。これは、その季節で感じたことを絵や言葉で表します。例えば春の場合だと、サクラやオタマジャクシなどを探しました。校庭や大学キャンパスに出て春夏秋冬、それぞれの特徴を見つけていくことは、四季のある日本の自然を理解する上でも大事なことだと思います。

これが中学年や高学年になると、広い大学のキャンパスで、指定された野草や樹木を探すオリエンテーリング形式になります。低学年の「きせつ見つけ」と違って、それぞれの班で、それらがどこにあるのかを自分たちの記憶や勘を頼りにしながら、キャンパスの中を自由にまわります。したがって、みんながペースを合わせて行動し、協力することが大切です。また、時間制限もあるので、常にいろいろなことに集中していないといけません。そしてオリエンテーリングが終わると、先生から野草や樹木についての説明を受けます。私は、このような機会を通して、身近な自然と楽しくふれ合うことができました。

三年生以上になると、「えらぶ」は自学につながっていきます。「えらぶ」は、決められた時間内で課題を進めていきますが、「自学」では、一人一人が長い時間をかけて、自分が選んだ課題に取り組み、興味を深めていくことができます。

私は、「自学」で東京都の市町村について調べました。学校の図書コーナーで市町村が発行している副読本を読み、東京の歴史について書かれた本を用いて、各地域の歴史や特産物についてまとめました。自分の計画にそった資料を探し、調べたことをまとめていくためには時間がかかります。しかし、好きなテーマを調べ続けることができるので、多くの人たちにとって、また自分にとっても、とても楽しい時間でした。

「自学」では、四年生以上になると、クラス別の発表やテーマ別の交流があります。その時は、画用紙に内容をまとめたり、表を作ったりして、みんなが理解できるように工夫しました。友達の発表を聞き、話し合うことで、わかりやすく説明することの大切さを知りました。

この他にも、お茶小で楽しかった、よかったと思える素晴らしい時間がありました。緑が多く、自然が豊かな学校で、他学年の仲間と一緒にいろいろな課題に取り組み、学んだことで、新しいことに気づいたり考えたりしました。そして、自分の力になったと思うことがいくつもありました。

お茶小で学んだことや体験したことをいかし、これからも自分が興味を持っていることを大事にしながら、過ごしていきたいと思っています。

4月からお茶の水女子大附属中学校へ

悠仁さまは、4月からはお茶の水女子大附属中学校へと進学されます。

宮内庁によれば、小学校の教育方針が中学校でさらに発展させる、自主自立の精神を重んじている教育方針、広い視野で物事を見ることを重視する教育目標を掲げていることが進学理由の一つに挙げています。
そして、幼稚園を含めると9年間過ごした環境、キャンパスの豊かな自然、そして友人たちとの関係、そういった環境を大切に思われたことも理由に挙げています。

お茶の水女子大学附属では高校が女子のみなので、今のところ3年後には、悠仁さまは新しい環境へと進まれることになります。
この中学校の3年間は、成長の過程の中でも大切な時間となられることでしょう。

(フジテレビ 解説委員 橋本寿史

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