渾身のガッツポーズ!壁を超えた最高の演技
そして迎えた男子フリーは、最終グループ2番滑走。佐藤は、4回転3種類の4本構成で挑んだ。

4回転ルッツをきれいに決めてみせると、基礎点の高い4回転フリップも見事着氷する。
磨き上げたスケーティングと美しいジャンプに、本来の強さが戻った瞬間を“世界”で見せつけた。

演技後には佐藤からガッツポーズが何度も飛び出し、全日本では見られなかった笑顔も見ることができた。

初めての世界選手権は、総合6位。鍵山優真が3位につき、日本は5大会連続で五輪の3枠獲得を果たした。