金利上昇の流れが止まりません。長期金利は、およそ30年ぶりに一時、節目の3%をつけました。1日午後4時過ぎも3%近辺での値動きが続いています。
米長期金利が上昇、日本国内にも金利高の流れ波及
1日の債券市場で、長期金利の指標となる新発10年物国債の利回りは一時3.00%をつけました。

原油価格が高止まりするなか、アメリカの長期金利が上昇し、日本国内にも金利高の流れが波及しています。
日米両政府は7月末に円買いの協調介入に踏み切りましたが、円買い・ドル売りの介入効果を持続させるためにも、日銀が早期に利上げするとの観測が高まり、日本の財政状況に対する懸念も金利を押し上げています。
預金金利上がる一方、住宅ローンも負担増
この先、金利上昇は、私たちの暮らしにどう影響しそうなのでしょうか。
金利が上昇していけば、預金金利も上がる一方で、住宅ローンの負担も増えます。

長期金利で3%の水準が続き、日銀が利上げを進めた場合の試算では、全世帯の平均で、家計が年間8万2000円ほどのプラスになります。

一方で、ローンを抱えている層に限れば、7万9000円ほどのマイナス、特に若い30代では21万円ほどのマイナスです。預金利子が増える効果よりも、ローンの負担増のほうが大きくなるということになります。
この先、金利はどう動いていくのでしょうか。
市場関係者からは「金利上昇トレンドは続き、3%は通過点だ」との声もあがっています。国内外の複数の要因が重なっていることで、金利上昇圧力は止まりそうにないのが大方の見方となっています。
(「イット!」9月1日放送より)

