おしゃれが面倒なパパと、少しでもおしゃれしてほしいママを救済するため、人気スタイリスト・吉村祥吾さんがダサい服装を「普通」に見せるコツを伝授。
今回は「ボディーバッグ」をテーマに、2児のパパである特集班スタッフが、ダサく見られがちな理由や「普通」に見えるボディーバッグの選び方を教えてもらいます。
「微妙」か「おしゃれ」の二極化
――ボディーバッグを持つと、どうしてもダサくなってしまうのですが、理由は何でしょう?
まず、大前提として今愛用しているボディーバッグが気に入っているのであれば、ダサいと思われても気にせず使い続けていいと思います!
同じパパとして、これは声を大にして言いたいです(苦笑)。
――たしかに!「おじさんハーフパンツ論争」しかり、男性の服装って不評を買いやすいですよね。ただ、「ほっといてくれ」と強いメンタルを持てればいいのですが、心の内では「ダサいと思われたくないな」と人目が気になってしまいます…。
わかります。そんなパパたちのためにスタイリスト目線でお伝えしたいのは、残念ながらボディーバッグには、より合わせる服選びのセンスが問われるということです。
というのも、これはあくまで私の主観なんですが、ボディーバッグって他のアイテムよりも過剰にデザインがきいている製品が多いと思うんですよね。
ブランドのロゴがデカデカとつけられていたり、必要以上に色がたくさん使われていたり、謎にファスナーとかバックルがたくさん付いていたり…。
――言われてみれば、主張の強い製品が多い気がします。お店で見た時はかっこよかったのに、いざ買って使うと目立ちすぎて浮いて見える的な…。
そうですそうです。一方で、他のファッションアイテムと同じように、ボディーバッグにも「ここのブランドのこのモデルは間違いないよね」と、おしゃれな人たちから認知されている、いわゆる定番アイテムもあります。これならおしゃれだから多少目立ってもOKという。
ただ、その選択肢が少ないんです。グレゴリーの「テールメイト」や、パタゴニアの「アトム・スリング」など、ほんの一部の製品だけがおしゃれ認定を受けているイメージがあります。
つまり、そもそもボディーバッグ自体が「微妙」なデザインの製品が多めで、「おしゃれ」な製品は少なめ。しかも、おしゃれに興味がないパパは「微妙」な製品を手に取りがちで、服とのコーディネートを考えないことが多いし、服好きパパは「おしゃれ」な製品を選んだうえでコーディネートも上手だから、よりおしゃれに見える。
こうして、「微妙」と「おしゃれ」が二極化しがちだからこそ、微妙なパパばかり目立ってしまって、「ボディーバッグ=ダサい」と思われてしまうんじゃないでしょうか。
黒、紺、グレーの無地タイプが救世主に
――なるほど。では、ファッションにあまり興味はないけどダサくはみられたくないというパパは、ボディーバッグを使わない方が無難なんでしょうか?
いやいや、使いたいなら気にせず使いましょう!ボディーバッグは、両手もフリーになるし、子どもと外出する際のパパにとっては便利じゃないですか。

