去年生まれた赤ちゃんの数が10年連続で減少し、過去最少となりました。
厚生労働省の人口動態統計によりますと、2025年の1年間に生まれた赤ちゃんの数・出生数は、速報値で前の年より1万5179人減って、70万5809人でした。
出生数の減少は10年連続で、統計を開始した1899年以降過去最少となりました。
一方、出生数の減少幅は、前の年がマイナス5%だったのに対し、去年はマイナス2.1%と緩やかになっていて、結婚件数が50万5656組と前の年より5000組以上増え、2年連続で増加したことなども要因とみられます。
都道府県別の出生数では、東京都(8万8518人)が9年ぶりに増加に転じたほか、石川県(6515人)が、能登半島地震の影響を受けた反動で、出生数が増えました。
厚労省は、東京都について、人口流入のほか、自治体などの少子化対策の効果が考えられるとしています。
速報値は日本で生まれた外国人の赤ちゃんなどを含みますが、毎年6月に公表される国内で生まれた日本人に限った出生数は、2024年に初めて70万人を割りました。