スノーボード競技では日本女子初のオリンピック金メダリストが誕生した。
10日行われたスノーボード女子ビッグエアで、村瀬心椛(むらせ・ここも)選手(21)が2大会連続の表彰台で初の金メダルを獲得した。
3回ジャンプを行い2回の合計点で競う決勝。
まずは3大会連続出場の岩渕麗楽(いわぶち・れいら)選手(24、北京オリンピック4位・世界選手権2位)が1回目から大技を見せた。
いきなり高難度の技・バックサイド1260を決め高得点をマーク。
その岩渕選手を上回ったのが、予選2位で決勝進出を決めた北京オリンピック銅メダリストで世界選手権女王の村瀬選手だった。
縦3回転、横に4回転回る大技・バックサイドトリプルコーク1440をしっかりと着地させ89点台をマークし、1回目を終え村瀬選手が首位に立つと、笑顔で観客とハイタッチ。
初出場の鈴木萌々選手(18、今季W杯第2戦3位)は2本目に4回転を決め切り、ガッツポーズを見せた。
さらに深田茉莉選手(19、世界選手権3位・今季W杯1勝)も3回転半をきっちり着地し、3回目に望みをつないだ。
最終3回目で逆転でのメダルを狙う深田選手、岩渕選手、鈴木選手は果敢に攻めたが、惜しくも着地で失敗してしまう。
そして暫定3位で迎えた村瀬選手は最終3回目。
縦3回転・横4回転のフロントサイドトリプルコーク1440を完璧に決めると、再び89点台をたたき出し大逆転。
スノーボード女子史上初の金メダルを獲得した。
ーー目標としていた金メダル、今どんな思いですか?
村瀬心椛選手:
いやーもう現実じゃないんかってぐらい、夢見てんじゃないかってぐらい、ものすごくうれしくて。でも本当3本とも攻めた姿勢で挑むっていうのは前から決めてたので、1本目から40やって、2本目は40狙ったんですけど、12になってしまって、でもちゃんと最後まで諦めずに大会に挑むというのをできてすごくよかったですし、皆さんの応援がものすごく届いて、感謝でしかないです。本当にありがとうございました。
銅メダルの時も重たかったんですけど、やっぱり金はちょっと違った重みというか、今まで頑張ってきて、全部詰まっているような重みがあって、もう本当に重たいです。
鈴木萌々選手は6位、深田茉莉選手は9位、岩渕麗楽選手は11位だった。