岸田総理の長男で、総理秘書官を務める翔太郎氏。公用車を使って、パリやロンドンで観光や買い物をしていたと週刊誌が報道した。

首相長男「外遊先で観光三昧」報道

1月26日発売の週刊新潮が報じた、岸田総理の長男で総理秘書官を務める翔太郎氏の記事。
見出しは、「外遊先で観光三昧」。

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記事によると、翔太郎氏は、今回 岸田総理の欧米歴訪に同行した際、パリやロンドンで現地大使館の公用車を使い、観光や買い物をしていたという。

ロンドンでは、観光名所のビッグベンやバッキンガム宮殿、有名デパートにも立ち寄ったとされる。

この報道について、翔太郎氏とともに外遊に同行した木原官房副長官は…

木原官房副長官:
一般論として言えば、総理大臣の外国訪問で行事に同席しない関係者が、公務上の必要上、官用車を利用して視察や訪問を行うことがある

翔太郎氏は、2020年3月から岸田総理の秘書を務めていたが、2022年10月に官邸の要人ともいえる総理秘書官に抜擢。

しかし、野党から「岸田総理の身内びいきだ」などと批判が出ていた。

「買い物は息子がしなきゃいけなかったのか」

その翔太郎秘書官に、今回浮上した外遊中に公用車で観光や買い物をしていたという報道。
自民党内からは、賛否の声が上がっている。

「外国にいるのに、秘書官が公共交通機関を使うというわけにはいかない」

「買い物の仕事を、首相の息子がしなきゃいけなかったのかね」

「首相である父親を支える立場なのに、トコトン足を引っ張っていますね」

そして1月26日、磯崎官房副長官は、会見で事実関係については明言を避けつつ、次のように述べた。

磯崎官房副長官:
ご指摘も踏まえて、改めて今次訪問時の運用状況について、具体的に点検をしたい

(「イット!」1月26日放送より)