日本語にはクレイジーな表現がいっぱい!?

日本語には外国人が驚くような表現がたくさんあります。その不可解な面白さを外国の方にも伝えてみたい!

そんなあなたにお届けする「驚きながら学ぶ!クレイジー日本語講座」
"Mind blowing tips! CRAZY JAPANESE LESSONS."

日本語独特の表現を、楽しみながら覚えていきましょう。

「無鉄砲」を英語で言うにはコレ!

土屋: 本日はある言葉に1文字足すだけで別のものになってしまうクレイジーな日本語を学びますよ。
Today, we’ll learn about a crazy Japanese word that changes its meaning by adding one character.

今日のクレイジーな日本語表現はこちら!
Today’s crazy expression is...!

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ぺるり: 鉄砲って怖い武器のことだよね。
そんな鉄砲に「無」がついた...。
Teppou means gun, a scary weapon.
But with mu (nothing)...

つまり、鉄砲が無い平和な世界ってことだね!
ピース!!
So, it’s about a peaceful world without firearms. Peace!

土屋: だといいんですけどね。違います! 
鉄砲に「無」がついたらこうなるんです。
I wish it was, but that’s incorrect!
If you add "nothing" to "gun" in Japanese, it becomes...!

「無鉄砲」
Reckless

ぺるり: あれ!鉄砲が人間になっちゃった!
What? It turned from gun to person!?

土屋: そう。「無鉄砲」は、先のことをよく考えずに無闇に行動することや、そんな人を表す言葉なんです。
Yes. Muteppou means "a reckless act" or "a person who acts in a reckless manner."

ぺるり: え〜、全然平和じゃない!
That doesn’t sound peaceful at all!

土屋: そうなんですよ。ノープランでやみくもに行動する人はキケンですからね。
That’s right. People who take action without a plan is dangerous, you know.

ぺるり: え、じゃあ逆に鉄砲を持っている人はしっかり先のことを考えて丁寧に物事を行うってこと?
Does that mean people with guns plan carefully and then take action?

土屋: いや、そう言うことじゃないんです。
鉄砲を持った無鉄砲がいちばん怖いでしょうね〜。
Not really. A muteppou (reckless) person with a teppou (gun) would be the scariest.

ぺるり: ややこしーーーい!
I’m so confuuuuused!

それでは、次回もお楽しみに!
See you at the next Lesson!

(連載「クレイジー日本語講座」第33回 / 毎週土曜更新)

プライムオンライン編集部
プライムオンライン編集部

FNNプライムオンラインのオリジナル取材班が、ネットで話題になっている事象や気になる社会問題を独自の視点をまじえて取材しています。