日本語にはクレイジーな表現がいっぱい!?

日本語には外国人が驚くような表現がたくさんあります。その不可解な面白さを外国の方にも伝えてみたい!

そんなあなたにお届けする「驚きながら学ぶ!クレイジー日本語講座」
"Mind blowing tips! CRAZY JAPANESE LESSONS."

日本語独特の表現を、楽しみながら覚えていきましょう。

「鯖を読む」を英語で言うにはコレ!

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土屋: 年齢を聞かれたときに、嘘ついて実際の年齢より若く答える人っていますよね?
Some people would fudge their age and try to say they’re much younger.

このように自分の都合の良いように数をごまかすことを、日本語では「○○を読む」と言います。
When you want to miscount something on purpose, we say "to read 〇〇." in Japanese.

さぁ、「何」を読むでしょう?
What do you think you read?

ぺるり: 本当の年齢より若く見えるようにしたいんだよね?絵本を読む!
They want to look much younger, right? 
Then, they read a picture book!


土屋: 若すぎる若すぎる!絵本ってちっちゃい子が読むイメージだから!
Too young! Picture books are supposed to be read by kids!

「自分の都合で数をごまかす」ことを表す日本語表現はこちらです!
"To miscount on purpose" in Japanese is...!

鯖を読む」
To read mackerel

ぺるり: 鯖ってあの魚の鯖?!どうやって読むの?
Mackerel? The fish? How do you read them?

説得力を高めるにはこの一言!

鯖は大量に捕れるが傷みやすいという特徴があります。
Mackerel can be caught in large quantities, but go bad quick.

そのため、昔の魚市では鯖を早口で数えていて、実際の数と合わないことが多かったところから、「鯖を読む」という表現が生まれたという説があります。
So in the old days, they were counted quickly at the fish market, and their numbers often didn’t match the actual numbers.
Hence the expression, "to read Mackerel."

それでは、次回もお楽しみに!
See you at the next Lesson!

(連載「クレイジー日本語講座」第51回 / 毎週土曜更新)

プライムオンライン編集部
プライムオンライン編集部

FNNプライムオンラインのオリジナル取材班が、ネットで話題になっている事象や気になる社会問題を独自の視点をまじえて取材しています。