29日夜、仙台市宮城野区の住宅街周辺でクマ1頭が目撃されました。仙台市内では連日、クマの目撃情報が寄せられていて、警察が警戒に当たっています。
警察によりますと、29日午後10時40分ごろ、宮城野区鶴ケ谷の住宅街に近い田んぼで、車で通りかかった人が体長1メートルほどのクマ1頭を目撃し、警察に通報しました。クマは七北田川の方向に走り去り、けがをした人はいませんでした。
宮城野区内では先週から、東仙台や原町などでクマの目撃が相次いでいて、同じ個体が七北田川の支流にあたる梅田川沿いを移動し、周辺の住宅街に出没している可能性があるとみられています。
警察は29日に目撃されたクマが、連日、仙台市内に現れているクマと同じ個体かは分からないとしています。
警察が付近をパトロールするなどして、警戒に当たっています。