ミラノ・コルティナ五輪郷土勢が躍進です。スノーボード・ビッグエアで岡山市出身の木村葵来選手がこの大会日本人第1号の金メダルを獲得しました。

予選を3位で通過し、2月8日の決勝に臨んだ木村葵来。母校の倉敷翠松高校ではパブリックビューイングが行われ、両親が木村のジャンプを固唾を飲んで見守ります。ビッグエアは3本のうち得点の高い2本の合計点で競います。

1本目、木村は5回転半の大技を決め得点は89点、全体トップに躍り出ます。続く2本目も1本目と同じ5回転半に挑みましたが着地で失敗してしまいます。

木村が本格的に競技を始めたのは中学生の時。抜群の空中感覚が持ち味の選手ですが、一番の武器は大舞台に動じない強靭なメンタルです。仲間から「メンタルモンスター」と評される木村、ミスができない3本目も堂々としていました。

(木村葵来選手)
「2本目でテイクオフを失敗して着地ミスにつながったので修正することだけを考えてやった」

着地をしっかりと修正し再び5回転半に成功。この日、全12選手の中で最高の90.5点を叩き出し、この種目で日本人初の金メダルを獲得しました。

(木村葵来選手)
「自分のやるべきことができて金メダルをとれたのでうれしく思う。コーチや家族、サポートしてくれた人のおかげで今の自分があると思っているので感謝しかない。お父さんお母さんに金メダルとったよと言いたい」

◆倉敷市では両親らが応援

両親にとっても歓喜の瞬間です。

(父・木村友浩さん)
「感謝しかない。ここにいる皆さんのおかげ」
(母・木村利美さん)
「これだけ応援してくれて勝てるのか不安があったがきっちり決めてくれたので本当にうれしい」

木村の金メダルは今大会日本人第1号。木村は2月16日から始まるスノーボード・スロープスタイルにも出場し、2冠を目指します。

岡山県によりますと、県ゆかりの選手が冬のオリンピックで金メダルを獲得するのは初めてということです。

岡山放送
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