県内では3日から4日にかけ火災が相次ぎました。
玉名郡和水町では3日夜、住宅1棟を全焼し焼け跡から性別不明の1人の遺体が見つかりました。
【井手 正観 リポート】
「木造の住宅は焼け焦げていて、骨組みしか残っていません」
警察によりますと、3日午後7時50分ごろ、「和水町板楠で家が燃えている」と通報がありました。
火は、渡邉 日出子さん(74)の木造瓦ぶき平屋の住宅約100平方メートルを全焼し、約2時間40分後に消し止められました。
焼け跡からは、性別不明の1人の遺体が見つかりました。
警察は、渡邉さんと連絡が取れないことから、遺体は渡邉さんではないかとみて、身元の特定を急いでいます。
熊本市西区では、住宅と小屋 計2棟を全焼です。
3日午後6時ごろ、熊本市西区小島で「家が燃えている」と消防に複数の通報がありました。
警察によりますと、火は、村上 紘一さんの木造2階建ての住宅1棟と隣接する小屋の計2棟、約250平方メートルを全焼し、約1時間40分後に消し止められました。
【堂前 泉紀 記者リポート】
「通報からおよそ1時間が経過しましたが、建物からは白煙が高く上がっていて、あたりには焦げ臭いにおいが立ち込めています」
村上さんは6人暮らしで、全員逃げ出して無事でした。
上益城郡山都町では住宅1棟が全焼しました。
3日午後5時半前、上益城郡山都町尾野尻で「薪で風呂を沸かしていて火が出た」とこの家の住人から消防に通報がありました。
火は、佐藤 勝則さん(71)の木造一部2階建ての住宅、約250平方メートルを全焼し、約4時間後に消し止められました。
警察によりますと、佐藤さんは妻と2人暮らしで、逃げ出して無事でした。
球磨郡錦町では、畜産農家の牛舎を焼く火事がありました。
警察によりますと、4日午前1時50分ごろ、「錦町一武で牛舎が燃えている」と通報がありました。
火は、畜産農家・椎葉 隆さん(77)の家の敷地内にある牛舎1棟を半焼し、約2時間半後に消し止められました。
この牛舎では、ウシ十数頭が飼われていて、逃げ出して無事でした。けが人はいませんでした。
【近くに住む人】
「牛がものすごく鳴くから『おかしいなぁ』と言っていたら消防車が来て、裏を見たら真っ赤だった」
警察と消防が火事の原因を調べています。
郡司さんは、気象予報士でもありますが県内の気象状況も火災が起こりやすい状態となっているのでしょうか?
それは、間違いないと思います。
雨が少ないというニュースは何度かお伝えしたと思いますが、1月1カ月で降った雨を少ない所から見ると湯前町で3ミリ、あさぎり町で3.5ミリなど県内3分の1の観測地点では10ミリにも達していません。
熊本市の月間の平均湿度は63パーセントで、平年を7ポイント下回っています。
これは1890年明治23年から続く140年ほどの気象観測の歴史の中で1月としては最も湿度が低かったということになります。
この先も、空気を潤すような雨はあまり期待できず、ひとたび火が付けば燃え広がりやすいという気象状況はまだ続きそうです。
県内には乾燥注意報が出されています。火の元にご注意ください。