再審請求の棄却を受け、弁護団が先ほど会見を開きました。

【菊池事件再審弁護団 徳田 靖之 共同代表】
「〈最悪な決定だ〉と申し上げるしかない。再審請求を認めたくない、という結論がまずある。どのような論理を取れば再審請求を棄却できるかということを考えた上で、いわば先取りした結論に沿うような形でつじつま合わせをした」
「日本の裁判所はこの程度のものなのか。この程度の応え方しかできないのか。司法の場に身を置く者として怒りを超えて恥ずかしさを禁じ得ない」

また、今後について弁護団は…。

【菊池事件再審請求弁護団 馬場 啓 弁護士】(弁護団声明読み上げ)
「憲法違反の審理手続きおよびそれによってなされた誤った判決を是正することをしなかったという点において憲法を順守することを放棄し、事件本人及び広くハンセン病患者・元患者らの人間回復、人権救済を拒んだものと言わなければならない。直ちに福岡高裁に不服申し立てし本事件の再審を求めていくことをここに表明する」

即時抗告し、男性の無罪を訴え続けるとしました。

熊本地裁は今回、弁護団が主張していた『憲法的再審事由』と『実体的再審事由』についていずれも棄却。しかし、弁護団に交付された決定書は『憲法的再審事由』について「憲法違反が確定判決の事実認定に、重大な事実誤認をきたす場合には、再審を開始すべき余地があることは否定できない』と判示。『憲法的再審事由』に対し、司法として初めての判断を示したということです。

【菊池事件再審弁護団 徳田 靖之 共同代表】
「初めての判断として憲法的再審事由が認められる余地があることを認めたというのは評価される。私の言葉で言うから客観性が乏しいと思うが不当判決を上書きした」

テレビ熊本
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