衆議院解散に伴う衆議院議員選挙が27日に公示され、1区は4人、2区は2人での選挙戦がスタートしました。今回の選挙戦について、県政担当の小川一樹記者に分析します。
◆福井1区に4人が立候補 票が割れる可能性…情勢は混とん
1区は7期20年にわたり議席を守り続けた自民党の稲田候補、前回の衆院選で次点となり比例復活した元立憲の波多野候補の2人が前職です。
今回違うのは、波多野候補は中道改革連合からの出馬で、公明党が支援することになったため、稲田候補を支援する公明党支持者は減ると思います。
ただ、波多野候補も連合の推薦を受けているものの、今回は国民民主党から山中候補が出馬したことで、両方の党を支援する連合の票が割れる可能性があります。
去年夏の参院選にも山中候補は出馬し、次点ながら当選した滝波氏を脅かした実績があります。
そして参政党の藤本候補。参政党が知事選で応援した石田氏が勝利し、福井市の県議補選でも、参政党の候補者が2万票を獲得し次点となったこともあり、勢いがあります。
そして保守票ということでいうと、自民の稲田候補だけでなく、参政の藤本候補、国民の山中候補にも入る可能性があり、様々に入り乱れて、票が割れることが考えられるため、情勢は混とんとしそうです。
◆福井2区は前職同士の一騎打ち…保守票の行方が鍵に
福井2区には、前回、選挙区で勝利した中道の辻候補と、前回は維新から出馬して比例復活し、今回は無所属で自民党の支持を受けて出馬する斉木候補の2人が立候補していて、前職同士の一騎打ちの構図となっています。
前回、保守地盤の牙城を崩した中道の辻候補と、自民党の支持を受け議席奪還を狙う斉木候補、という構図ですが、自民党県連の幹部に取材すると、県連として斉木候補を支援する話にはなっていないということで、斉木候補がどれくらい保守票を得られるのかが鍵になります。