材料費や光熱費の高騰などが影響し「カレーライス物価」が51カ月連続で上昇、過去最高値を更新した。タマネギなどの野菜値上がりが家計を圧迫するなか、レシピサイトでの2025年の検索数で1位となったのは「キーマカレー」。挽肉やモヤシを使い、包丁いらずで5分煮るだけで作れるタイパとコスパの良さが、物価高に悩む消費者の強い味方となっている。
1食365円で最高値を記録した国民食
物価高が続くなか「コスパ」に「タイパ」そして「見栄え」と3拍子そろった最強カレーレシピがあった。

取材班:
お昼時のレストランですが、多くのお客さんで賑わっています。
東京・千代田区、新橋駅近くにある福島の食材をメインにした株式会社EVERYFOOD「ビストロ ひなたぼっこ」で多くのお客がオーダーしていたのは「チキンカレー」500円だ。
30代:
すごく安いと思います。サラリーマン的には助かってます。
50代:
おいしいです。家でもよくカレー作るんですけど、でも材料費がやっぱり上がってるので。
50代:
ワンコインでいただけるというのは、貴重だと思う。
鶏肉や野菜がたっぷり使用された欧風カレーだ。物価高の中、なぜ500円なのか。

ひなたぼっこ店長・日野原克己さん:
カレーに関しては利益は全くございません。福島の食材を使っている店だということを皆さんに知っていただきたい、その一心でやっています。

22日は「カレーの日」。国民食とも言える「カレー」だが、家庭でカレーを作るのに必要な材料費や光熱費などから算出する「カレーライス物価」は、51カ月連続で上昇した。
9日に発表された最新の調査では1食あたり365円で、過去最高値を更新した。
70代:
ジャガイモは高いから、カブとか野菜多めにしてます。タマネギも高いし、タマネギを大きめに切って入れるとかはしなくなった。
50代:
今まで牛肉だったのを豚肉に変えて、あとはちょっとジャガイモを減らしたりとか。

カレーの具材に欠かせない野菜、タマネギは前の年より約6割、ジャガイモ(ばれいしょ)は、約3割高くなっている。
タイパとコスパを両立する「最強レシピ」
もはや高嶺の花となってしまった「カレーライス」。

そんな中、料理レシピ検索サイトの「ナディア」で、2025年の検索数で年間1位を獲得した最強カレーがこれだ。
Nadia株式会社 広報担当・八尾萌恵さん:
キーマカレーが1位という結果になっておりました。昨今のタイパ・コスパのニーズにすごく合うのがキーマカレーです。盛り付けにも非常にバリエーションが豊富ということで、人気のポイントかなと思っています。

最強カレーレシピは、挽肉を使った「キーマカレー」だ。「包丁を使わずにワンパン」で作れると人気のレシピだ。
モヤシは袋の中でチョキチョキ切り、挽肉を入れたフライパンの中に厚揚げとマイタケを手でちぎって投入する。モヤシと小麦粉を入れ、炒めてから調味料で味を調え、約5分煮たら完成だ。

22日、都内のスーパーで材料を購入してみると4人分で887円(税込み)、1人前は約221円(税込み)となった。
(「イット!」1月22日放送より)
