天草郡苓北町では、伝統の『裸まつり』がありました。
みこしを担いだ男たちは冬の海に入って無病息災を祈願しました。
この『裸まつり』は今から400年ほど前、山伏が海で禊をして流行していた悪病を退散させたことが始まりといわれています。
20日は、苓北町にある八坂神社に20代から70代の男衆30人が集まり、神事の後、みこしを担いで冷たい海に入りました。
【ほら貝の音】
男たちは、ほら貝の音を合図に「ヨヤ・ヨヤ」と威勢の良い掛け声をあげ、荒波の海で禊をしました。
例年は海に入った後、約300メートルを泳ぎ渡るのですが20日は、波が高かったため沖には出ず、海に2度入り、禊をしました。
【海からあがった男性】
「今年は健康に一年過ごせたらいいなと思います」
【3人組の男性】
「(波が)すごかったです。息ができませんでした。本当は(海を)渡るんですけど、今回は渡れなかったので、また来年チャレンジしたいと思います」「今年ここ(3人)みんな厄年なので、大きな怪我がなく一年、無事に過ごせたらと思います」
海から上がった後、男たちは、みこしを担いで町内を練り歩き、氏子である約200軒の家々を回りました。
そして住民たちがみこしに『お神酒』や『なます』をかけて無病息災を祈願しました。