高市総理は、1月23日の通常国会冒頭で、衆議院を解散する意向を表明しました。
物価高対策よりも選挙を優先したようにも見える今回の解散に、有権者からは戸惑いの声も上がっています。
仙台市太白区の東北工業大学です。
高橋咲良アナウンサー
「物価高が生活を直撃する中、こちらの大学ではカレーを100円で食べられる取り組みを行っていて、カレーを求めて多くの学生が列を作っています。」
アルバイトの収入や親からの限られた仕送りで生活を送る大学生たち。
長期化する物価高が及ぼす影響は少なくありません。
学生
「多い時で(アルバイトを)掛け持ちしてるんで6連勤とかあって、ちょっとやばいですね。」
Q.生活はどう?
「ちょっときつい。コメも段々高くなったり。」
「(カレーは)ありがたすぎますね。まじで金ないんで!まじ金ないんで最高ですね。」
「セールとか安い時にまとめて買う。日用品はそうしている。」
学生たちの要望を受け、この大学では、4年前に「100円カレーDAY」をはじめ、月に5回のペースで実施しています。
これまでは、大学の後援会などで費用を賄っていましたが、今回は、建設機械のレンタル事業などを行う企業が支援しました。
一刻も早い物価高対策が求められるなか、急浮上した衆院解散案に、学生たちは…
学生
「支持率高くなってきて(選挙)やりたいってのも分かるけれど…また(選挙に)お金かかってくるしどうなのかなって」
「もうちょっと消費税下げてほしい。買った物の1割取られるとお財布にダメージが。」
「最近ガソリンすごく安くなっているので、目に見えて分かるような変化が感じられるとうれしい。」
異例の超短期決戦に向け、宮城県内では急ピッチで戦いの準備が進められています。
立憲民主党宮城県連は、17日、青葉区で常任幹事会を開催。
宮城4区選出の安住淳幹事長が公明党との新党・「中道改革連合」を結成の経緯を説明し、共闘する方針が確認されました。
宮城4区 安住淳衆議院議員
「山の頂上は一緒だけど、それぞれの登り口は最初違うとは思いますけども、必ず波長を合わせれば、県内でも大変なエネルギーは、私は発揮できると思っています。中道改革連合がその旗になるという風に思います」
一方、宮城1区から4区は立憲、5区は共産と、候補者のすみ分けを行ってきた、日本共産党宮城県委員会。
新党・中道改革連合の基本政策で、安保法制やエネルギー政策をめぐる方針転換したことを受けて、共闘は白紙とし、小選挙区への候補者擁立を
検討しているといいます。
日本共産党宮城県委員会 中島康博委員長
「今までの合意の前提が成り立たないわけですから、これははっきり白紙にして、私たちのやるべき選挙の在り方をどうするのかということを、今、検討しています」
自民党宮城県連は18日、会合を開いたうえで、小選挙区と比例代表・東北ブロックの各候補者について、党本部への公認申請を終えました。
選挙対策本部長には桜井充参議院議員が就任し、前回の衆院選で「1勝4敗」に終わった小選挙区の巻き返しに全力を尽くすと意気込みます。
小野寺五典県連会長
「高市総理が進めたい今の経済対策や、あるいは強い日本を作っていくということに関しては、国民の皆さんの支持があるとすれば、それを私どもまっすぐ後押しできるような党の体制を作っていくということは、選挙対策として一番重要なことかと思っております」
去年の参院選などで、台風の目となった参政党。
参政党 宮城第1区国政改革委員 ローレンス綾子氏
「国防、私たちがどうやってこれからこの国を守っていくのか、そしてどんな日本を次世代に残していきたいのかそのことを国民レベルでしっかりと議論していく。それが次なる戦いです」
去年10月の知事選後に自民党を離党し、参政党の政調会長補佐に就任した和田政宗氏は、1区以外にも候補者を擁立できるよう調整していることを明らかにしました。
参政党政調会長補佐 和田政宗氏
「(候補者を)立てられるだけ立てるということで今、まだこの宮城においても擁立作業を進めてますし東北においても進めておりますので、そういった中で最終的にどれだけの人数になるかという形であるというふうに思ってます」
和田氏自身が立候補するかについては、18日時点で未定としています。