カウンター席の先に広がる、間接照明で演出された空間。
この飲食店の壁の奥から女性の遺体が見つかったのです。

死体遺棄の疑いで逮捕されたのは、この店の経営者・松倉俊彦容疑者(49)。
店内に遺体がある状態で営業していました。

現場は北海道・日高町にある飲食店。
事件発覚のきっかけは、元日に関係者から寄せられた20代女性の安否確認の相談でした。

警察は1月3日以降、女性の知人である松倉容疑者の事情聴取を開始。

その中での証言をもとに店の物置スペースを捜索したところ、板でふさがれている場所を発見。
板をはがすと、畳1畳くらいの空間で身元不明の女性の遺体を発見したのです。

司法解剖の結果、遺体は死後10日ほど経っているとみられ、死因はロープのようなもので首を絞められたことによる窒息死だったということです。

警察は12日、行方不明となっている女性の関係先を捜索。
行方不明となっている女性と遺体との関連などについて調べたとみられます。

現場となった店の内部映像を見ると、カウンター席やテーブル席が並ぶ店内では、ダーツなどが楽しめるようになっています。
天井には空気を循環させるシーリングファンがあり、床には空気清浄機のようなものが設置されています。

店のマスターとして紹介された松倉容疑者はカメラに向かって両手を振り、ポーズを決めています。

2025年12月31日ごろ、店内の壁に女性の遺体を遺棄したとみられている松倉容疑者。
関係者によると、遺体があったとみられる店で1月2日も営業し、たこ焼きパーティーを行ったということです。

松倉容疑者を知る人は、普段の様子について「おとなしい感じでした。あまりしゃべらない。バーやる前は競走馬の運転手、ドライバーをしていた」「めっちゃ陽気でめっちゃ良いパパでした。びっくり。すごくびっくりしたしショック。『松倉さん松倉さん』って言って、『松倉さんだからあの店行く』って言う人がすごい多かった」などと話します。

調べに対し、松倉容疑者は「死体を店内の壁の中に入れて隠したことは間違いありません」と容疑を認めているということです。

警察は、遺体が行方不明となっている松倉容疑者の知人女性とみて身元の特定を急ぐとともに、殺人の疑いも視野に捜査する方針です。

この記事に載せきれなかった画像を一覧でご覧いただけます。 ギャラリーページはこちら(9枚)
北海道文化放送
北海道文化放送

北海道の最新ニュース、身近な話題、災害や事故の速報などを発信します。