去年1月、特殊詐欺に加担させようと、宮城県内の高校生をミャンマーに連れ去った罪などに問われている男に対し、仙台地方裁判所は1月19日、執行猶予付きの有罪判決を言い渡しました。
判決を受けたのは住所不定・無職の藤沼登夢被告(29)です。
判決によりますと藤沼被告は去年1月、男子高校生(当時17)が宮城県から違法に連れ出されたと知りながら、特殊詐欺に加担させる目的でタイからミャンマーに連れ去ったなどとされています。
高校生はテーマパークのチケット売買をめぐるトラブルをきっかけに、特殊詐欺グループの男から「かけ子」の仕事を持ちかけられ、タイにいたということです。
1月19日仙台地裁で開かれた判決公判で須田雄一裁判長は「被害者の自力での帰国や保護者による追跡を困難にする悪質な犯行。詐欺組織からの依頼を安易に引き受けて加担したこと自体、厳しい非難に値する」と指摘。
一方で被害者との間で示談が成立していることなどを踏まえ、懲役3年、執行猶予5年の有罪判決を言い渡しました。