1月18日午後、富士山を下山中に転倒し、滑落した自称・中国籍の男性が消防に助けを求めました。同日午後8時半現在、警察と消防の山岳遭難救助隊は現地に到着しているものの男性が自足歩行できないため、後発隊の到着を待っている状況です。
1月18日午後1時過ぎ、富士山 富士宮口8合目付近の登山道を下っていた自称・中国籍の男性(20)から「下山中に転倒して右足首をケガして歩けない」と119番通報がありました。
男性は18日朝からひとりで登山をしていたと見られ、通報を受け警察と消防の山岳遭難救助隊が出動し同日午後8時半までに男性と合流していますが、自力での歩行ができない状態のため、後発隊が到着次第5合目へと搬送する予定です。
警察によると、男性が登山計画書を提出していたのかについてはこれまでにわかっていません。
富士山は現在すべての登山道が冬季閉鎖期間となっていますが、昨年末には滑落事故が2件発生し、1人が死亡しました。
このため、静岡県警地域課は1月5日に公式Xを更新し、「開山期以外の富士登山は非常に危険です」「道路法第46条の規定により、富士山5合目~山頂の登山道は閉鎖中」「違反した場合、6カ月以下の拘禁刑又は30万円以下の罰金に処される可能性があります」などと記された画像と共に「現在、登山道は冬季閉鎖中です」と投稿しています。
また、翌6日には同じく公式Xで12月31日にプリンスルート付近で撮影した救助へ向かう隊員の様子を動画で公開し、「積雪だけでなく、強風で氷や小石が体に当たり、歩きづらくて大変危険です」と警鐘を鳴らしていて、富士宮市の須藤秀忠 市長は閉山期の救助について有料化の必要性を訴えています。