1月19日夕方にも、衆院解散を正式に表明する見通しの高市早苗首相。

立憲民主党と公明党が手を組んだ新党「中道改革連合」は、19日にも消費税減税などを盛り込んだ基本政策を発表する見通しなど、選挙に向けた動きが活発になる中、自民党の鈴木俊一幹事長も、衆議院選挙の公約に時限的な“食料品の消費税ゼロ”を盛り込むことを検討していると明かしました。

こうした動きに対して、国民民主党の玉木代表は…。

国民民主党 玉木雄一郎代表:
争点がないので、どっち選んでも同じ結果だったら解散やめて、国会早く開いて、その食料品がゼロの消費税減税の議論したらいい。
選挙の度に違う公約を掲げて、選挙の度に政党名が変わるとか「信頼しろ」って言われたってできないでしょう。
高市氏は何を語る 公明との“完全対立”に衝撃
年明け突如として浮上した「解散」と、それを受けての「新党結成」。
「サン!シャイン」のスペシャルキャスターを務めるカズレーザー氏は、19日の会見で高市氏が「何を話すか」が注目ポイントではないかと話します。

スペシャルキャスター カズレーザー氏:
どういうことを述べられるのかという、選挙の争点が。(国民民主の)玉木代表も言っていたように、意外と議論の方向性は決まっているから、解散してもう一回国民に信を問うというのはどうなんだと。
谷原章介キャスター:
(選挙に)600億円使うわけだからね。

スペシャルキャスター カズレーザー氏:
それ以上の何か解散理由…、でもそれって解散理由っていうか、今回なんで勝てると思ったかに尽きる訳じゃないですか。それをどういうふうに語るのかなと。

自民党議員は、今回の「解散」と「新党結成」の動きをどのように受け止めているのでしょうか?政治ジャーナリストの青山和弘氏は、自民党と公明党の“完全対立”に衝撃が走っているといいます。

政治ジャーナリスト 青山和弘氏:
公明党と自民党は26年間も連立政権を作っていましたので、これは国政だけでなく、地方議会も、支援者同士がPTAや自治会を一緒にやっているとか、本当に根を張った連立関係だったんですね。なので、高市政権とは色合いが違うので連立を離脱したけれども、いずれ戻る可能性もあるし、なんだかんだ協力関係は続くと、ある意味自民党は願っていた。
だけれども、今回の電撃解散を受けて公明党が「新党」を作るということは、完全に敵対するということです。これに対しては、ものすごく自民党議員の中に衝撃が走っている。
結構強気なことを言う人もいるけれど、それは表向きで、かなりの衝撃だということは言えると思います。

さらに、フジテレビ解説委員長の松山俊行氏は、「奇襲の解散が裏目に」と感じている議員もいるのではないかと話します。

フジテレビ 松山俊行解説委員長:
高市政権からしたら予想外の展開だったと。高市さんは2025年の暮れまで早期解散をそんなに考えていなかったと言われていたのが、年が明けて急激に早期解散に傾いていったと。
そのひとつの理由は、高い支持率を持って選挙に出れば、失地回復、石破政権の時に失った自民党議席を回復できるということもあったのだと思いますが、もうひとつは野党の選挙準備がまだできていないだろうという読みがあった。
本当なら、予算が成立した3月以降の解散というのも有力視されていたんですが、それをあえて早めたのは、『選挙準備が野党はできない、そのうちに選挙を打って出れば、自民党が勝てる』という読みがあったのだと思います。
それが、早期解散といった瞬間に突然、立憲民主と公明が急接近してしまった。そして、「新党」というところまで行ってしまったとなると、公明党の支持者が、地方レベルでは自民党を支持するだろうという読みがあったのが、そこも難しくなってきた。そして、高市政権の後の自民党政権になったら(公明が)戻ってくるだろうというのも読めなくなってきた。
もう、公明党は行ったまま戻ってこなくなるということを含めると、なかなか予想が外れたという意味で、ある意味“裏目に出た”と。

谷原章介キャスター:
まずはきょう19日高市さんが、どういう政策以前に「今回の解散はどういうテーマで私はやりたいんだ。こういうことをやりたいから皆さん投票してください」と、何を訴えるのかが注目ですね。
(「サン!シャイン」 1月19日放送)
