高木毅前衆議院議員は記者会見を開き、間もなく行われる見通しの次期衆議院選挙に立候補しない意向を表明した。高木氏は「家族と相談した上での決断」と説明し、今後も政治活動は継続する考えを示した。
「本人が決めたなら…」地元後援会が了承
高木氏は会見で「地元、敦賀市の後援会の会長をはじめ役員に伝え、もうすぐ行われるであろう衆議院総選挙に立候補しないことを伝えました」と述べた。
高木氏によると、後援会幹部からは様々な意見も出たが「本人が決めたことなのでそれでよし」と了解を得たという。その後、選挙区内の各地域の後援会関係者や自民党幹部にも連絡を取り、自身の決断への理解を求めたと説明した。
決断の時期について問われた高木氏は「つい最近」と答え、1月に入ってからの「週間以内」の出来事だと明かした。
「家族との相談」詳細は明かさず
立候補を見送る具体的な理由について記者から複数回質問が出されたが、高木氏は「家族との相談」という答えに終始し、詳細な説明を避けた。「家族で相談した内容については、ここで申し上げる必要はない」と述べるにとどめた。
記者から「保守分裂を懸念したのでは」「自民党の公認が難しくなったからでは」といった質問が出されたが、高木氏は「どなたが出るから、あるいはどなたが出ないから自分の判断に変更があるということは決してございません」と否定。選挙情勢を理由とした判断ではないと強調した。
議員経験や人脈を生かし「政治活動を継続」
高木氏は、24年間の国会議員経験で培った人脈や経験を生かし、今後も政治活動を続けていく意向を示した。「国会議員の仲間、あるいは業界団体の皆様、県や市町の行政の皆様とも多くのネットワークを作らせていただいた」と述べ、「少しでも日本の国のため、あるいはお世話になった地元福井県のために恩返しをするつもりで政治活動を続けていきたい」と語った。
政界復帰の可能性について問われると「元気でもありますし、仕事もできるという自信もあります。そういう機会があれば」と含みを持たせつつも、「今はとにかく次の選挙に出ないということ」と強調した。
高木氏は北陸新幹線の延伸問題や原発問題など福井県の重要課題について、「議員ではない立場でありますが、これからも地元の課題にしっかりと取り組んでいきたい」と述べた。
