鹿児島市は、政府が推進する物価高騰対策の一環として、1人当たり5000円分のVISAプリペイド型商品券を全世帯に配布する方針を明らかにした。2026年4月から配布を開始する見込みで、約29万世帯、57万9000人が対象となる。
全世帯に5000円のVISAプリペイドカードを配布
鹿児島市の新たな物価高騰対策では、1人あたり5000円分のプリペイドカードが家族の人数に応じて世帯ごとに支給される。
支給方法はVISAのプリペイド型カード1枚にまとめられ、家族全員分の金額が一括でチャージされる仕組みだ。例えば4人家族であれば、2万円分がチャージされたカード1枚が届くことになる。市によれば、カードの配布は市議会での可決を経て、2026年4月から郵送で開始される見込みという。
利用期限は2026年9月末まで
このプリペイドカードは、スーパーマーケットやコンビニエンスストア、ドラッグストアなど多様な店舗で利用可能となる。利用期限は2026年9月末までと設定されており、市民はその期間内に使用する必要がある。
「品目に限られず様々な店舗で利用できる」
鹿児島市は今回プリペイド型カードでの配布を決めた理由について、「品目に限られず様々な店舗で利用できる」点を挙げている。これにより、市民は自身のニーズに合わせた商品やサービスを自由に選択できるメリットがある。
政府が全国の自治体に推奨している物価高騰対策には「お米券」なども含まれているが、鹿児島市はより使い勝手の良いプリペイド型カードを採用した形だ。
市内約29万世帯に対する大規模な経済支援策となるこの取り組みは、物価高騰に苦しむ市民の家計負担軽減に一定の効果をもたらすことが期待される一方で、半年間という期限内での有効活用を促す周知が課題となりそうだ。
(動画で見る▶「お米券」ではなくVISAプリペイドで支給へ 鹿児島市が全世帯に1人5000円、4月郵送開始見込み)
