河川敷をまるでレース場のように走るオフロード車。
しかし、この場所は許可なく勝手に作られたコースでした。
車は河川敷が真っ暗になるまで走っていました。
「イット!」が向かったのは、埼玉・羽生市内を流れる利根川の河川敷。
そこで目撃したのは、ヘアピンカーブを曲がるバイク。
河川敷にはオフロード用のコースが無許可で作られていたのです。
バイクを止めたライダーは、たばこを一服。
さらに、川に吸い殻をポイ捨てしていました。
問題の無許可コースは、生い茂る草木の中にありました。
土を盛って作ったとみられる傾斜のついたカーブ。
河川敷には急坂などもある、起伏に富んだコースが作られていました。
コースを区切るため使われていたのは木。
さらに障害物としてでしょうか、地面にはタイヤが埋められていました。
そして、なぜか木にぶら下がっていたのは三角コーン。
オフロードコースの目印なのでしょうか。
さらに、コースにはブランコまで設置され、全長1kmほどに及んでいました。
近隣住民は「気味悪い、どう見ても気味悪い」「(河川敷が)空いてるから勝手に作っていいものではない」などと話していて、困惑を隠せません。
無許可コースを走るのはバイクだけではありません。
「イット!」のカメラは、大きな車体を揺らして走るオフロード車を捉えました。
凸凹した道を突き進む車。
近隣住民が散歩などで利用するという河川敷は、さながらレース場のようになっていました。
午後7時を過ぎ、真っ暗となった河川敷で、オフロード車は約1時間にわたってコースをぐるぐると走っていました。
しかしこのコース、一体誰が作ったのでしょうか。
河川敷を撮影した衛星写真を見てみると、2014年の時はコースのようなものは確認できません。
しかし2025年になると、オフロード用のコースのようになっていました。
河川敷を管理する利根川上流河川事務所によると、8年ほど前からコースの存在を把握し始めたといいます。
近隣住民:
無断で作っている。誰だか分からない。どんどん、どんどん増えてきている状況。
「イット!」はこれまで、利根川や荒川の河川敷で無許可のバイクコースを取材してきました。
高低差2メートルはありそうな急坂にヘアピンカーブ。
本格的なレースができそうなコースが作られていました。
今回、新たに分かった埼玉県の無許可コース。
利根川上流河川事務所は、「走行だけでは違法行為とならないが、河川敷にコースを作る行為は河川法に違反するのでやめてほしい」と注意を呼びかけています。