那覇市では、観光関連事業者が集い、新しい年の始まりを祝いました。
2025年度の入域観光客数は1000万人を突破し、過去最多となる見込みです。
更なる発展が期待される沖縄観光について、企業のトップに2026年の展望を聞きました。

5日、那覇市で開かれた「沖縄観光新春の集い」には、観光事業関係者およそ700人が出席しました。

2025年度の入域観光客数は、去年11月までに997万人あまりで、1000万人を突破し過去最多となる見通しで、沖縄観光コンベンションビューローの浜田会長は「飛躍への新たなフェーズに入った」と強調しました。

観光業の更なる発展に向けて、企業のトップが描く今年の展望について伺いました。

沖縄ツーリスト・東良和会長:
今年の私の一文字は「人」です。AIがどんどん発展していく今だからこそ、人の力が重要になってくると思っています。人材育成、人のつながり、そういったネットワークをもって増々沖縄観光が発展することを希望しています

2025年に開業したテーマパーク・ジャングリア沖縄を運営する、ジャパンエンターテイメントの佐藤大介副社長は「感謝と進化」を掲げています。

ジャパンエンターテイメント 佐藤大介副社長:
沖縄の素材を使い、沖縄の自然の中で沖縄の方々にもたくさん愛されるようなパークへと進化していきたい

(Q県経済への貢献の意欲は)
沖縄で働くと楽しいことが待っている、沖縄で観光が学べる、こんな形をジャングリアが変化の起点となって、皆さま方と周りの観光事業者の方々と共に作っていきたいと思っています

海外からの観光客が好調に推移するなか、日本トランスオーシャン航空は新たな挑戦に打って出ます。

日本トランスオーシャン航空 野口望社長:
「未来を切り拓く年」という事です。2月3日にはJTAとして初めての国際線定期便となる那覇台北線を開設する事になっています。これを早く安定的に軌道に乗せて、未来に繋げていきたいと思っております。

客室乗務員を経て、2025年に県内リゾートホテルを手掛けるかりゆしの社長に就任した親泊昌代社長は、ホスピタリティを全面に押し出す考えです。

かりゆし 親泊昌代社長:
40年ぶりに沖縄に帰ってきて生活をすることで、周りの皆さんの県民、皆さんの温かさを肌で実感しておりますので、人と人が繋がるというものは沖縄にしか無い良さがあると思います

今年秋には再建中の首里城正殿の完成も控え、観光業界の飛躍に伴って県経済のさらなる発展にも期待がかかります。

沖縄経済同友会 渕辺美紀代表幹事:
今年は前進というキーワードを書かせていただきました。基幹産業である観光が好調に進んでおります。首里城も再建が叶い、多くの観光客も来ると思っています。女性活躍を一生懸命後押ししてきました。今年はさらに女性の活躍の場を作っていったり、ネットワークを作って色んな力を合わせて経済を引っ張っていく要素になっていけばと思っているところです

離島振興が県経済全体の発展に繋がると考えているのが沖縄銀行の山城正保頭取です。

沖縄銀行 山城正保頭取:
誰一人取り残さないと書きました。沖縄県と離島を比べますと、離島の方がやっぱり人口減少も大きいんですね。離島にもっと目を向けて、私たちが考えないといけないと思っています。観光入域客数も1千万人をこえました。それを沖縄県の中で循環できるように、私たちOFGがお手伝いをできれば、良い年になると思います

沖縄観光の更なる発展に向けて、県は2026年度に宿泊税の導入も予定しています。

新春の集いで出席者は、沖縄ブランドの確立や、持続可能な観光地の実現を目指し、沖縄のリーディング産業を飛躍の一年とする思いを共有しました。

沖縄テレビ
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