28日は2025年最後の日曜日。全国的に晴れて大掃除日和になりました。
年の瀬もいよいよ大詰め。新年の準備へラストスパートです。
福井市の湊八幡神社で28日に飾られたのは、長さ5.5メートルの巨大な「破魔矢」。
災いを払いのける象徴として、神社の拝殿に2本の“大破魔矢”を飾り付け、初詣客を迎えます。
湊八幡神社の嶋崎宮司は「お互いに安全で楽しい一年でありますこと、みなさま方にお伝えさせていただければ」と話します。
一方、「愛媛県立とべ動物園」で行われたのは、年の瀬恒例のイベント「干支送り」です。
愛媛県立とべ動物園・宮内敬介園長:
みなさまのすべてが“ウマ”くいくような年になるように。
2025年の干支・へびと2026年の干支・うまが見守る中、来園者の中から選ばれたへび年生まれの女性から、うま年生まれの男の子にしめ縄飾りがバトンパスされました。
へび年生まれ 竹内美紗子さん(36):
来年うま年“丙午(ひのえうま)”といわれるので、すごくよい年になったら良いと思って渡した。
うま年生まれ 山内源介さん(11):
へび年の方から良い年をもらって、良い年をつくろうと思った。
うま年まであと4日です。
“北九州の台所”といわれる「旦過市場」では、正月の食材を買い求める人たちでにぎわっていました。
店先には黒豆やお餅、カニやマグロなど、この時期ならではの品物が所狭しと並んでいて、客らは「野菜類ですね。野菜が安いので」「正月用の鍋の材料とおせちっぽくする感じのもの。タラの煮付けとホルモンとかまぼこ」と話し、正月用の買い物などをしていました。
一方、東京・上野の「松坂屋上野店」でも、北海道のグルメを楽しめる“北海道物産展”が開かれていて、多くの人でにぎわっていました。
ウニやイクラ、カニ、エビといった新鮮な魚介類が載った海鮮丼や白みそを使った札幌のラーメン、訳ありのズワイガニなども販売されています。
北海道物産展は、30日まで開催されます。
28日の東京都心は、最低気温が今シーズン初めて氷点下0.3度になりました。