伊万里市の中学校を卒業した80代の男性2人がこのほど母校にグランドピアノを寄贈しました。
グランドピアノを寄贈したのは1952年度の伊万里市山代中学校の卒業生宮崎直さん87歳と
松尾悦義さんの2人です。23日、宮崎さんが母校を訪れ、市の教育長に目録を手渡しました。
宮崎さんはピアノを選んだ理由の一つとして野球部での厳しい練習中にピアノの音に
癒された思い出を語りました。
【宮崎直さん】「ノックをされて疲れたときに(音楽室から)ピアノの音がかすかに
聞こえてくる。とにかく疲れが取れるような感じ。そういう経験をさせてもらった」
このあと全校生徒が感謝の気持ちを込めて合唱しました。
※宮崎さんの「さき」は「たつさき」