未成年のうちは、年間投資枠60 万円・非課税保有限度額600 万円と、18歳以上のNISAより投資できる枠は少なく設定されていますが、この範囲での投資であれば利益を非課税にできます。

未成年のNISA口座の資産は、子の年齢が12〜17歳でかつ、教育資金や生活費を目的とし、子の同意を得た場合に限り親権者などが引き出すことができるようになる見込みです。子が18歳になったら、18歳以上のNISAの制度に移行します。

資産形成に必要な不可欠な制度が、日本国内に住む人なら誰もが使えるようになるのは嬉しい改正ですね。

いくら積み立てたらいつ2000万になる?

金融庁作成の「つみたてシミュレーター」や金融機関のウェブサイトなどには、「積立金額」「利回り」「積立期間」を指定すると、資産額が計算できるシミュレーションが用意されています。

ただ、3つの変数があることで、いろいろなパターンを自分でやるのは少々手間と時間がかかります。そこで、NISAを5年・10年・20年積み立てたらいくらに増えるのか、利回り別・積立金額別のシミュレーション結果をご紹介します。

列(縦)は毎月の積立金額、行(横)は利回り。行と列が交わるところが5年後の資産額
列(縦)は毎月の積立金額、行(横)は利回り。行と列が交わるところが5年後の資産額

運用期間5年では、積立金額が月30万円かつ利回りが5%以上になると資産額が2000万円を超えます。

運用期間が10年では、積立金額が月10万円の場合は年10%で運用できれば資産額が2000万円を超えます。積立金額が15万円の場合は、利回りが3%以上になると資産額が2000万円を超えます。

運用期間が20年になると、2000万円を達成する組み合わせが増えます。

積立金額が月3万円であれば、年9%以上で運用できれば資産額が2000万円を超えます。積立金額が月5万円の場合は、利回りが5%以上になると資産額が2000万円を超えます。積立金額が月7万円の場合は、利回りが2%以上で資産額が2000万円を超えることもわかりますね。

ここまでの試算を見れば、積立金額が多いほど、利回りが高いほど、運用期間が長いほど資産額が大きく増えるということが一目瞭然です。最後に「利回り」について言及します。

リスク許容度に合わせて投資先を選ぶ

利回りは、投資先のリスク(リターンのブレ幅)によって変わります。