天皇家の私的な費用「内廷費」の増額は見送られることが決まりました。
宮内庁は、両陛下と愛子さま、上皇ご夫妻の日常の生活費や宮中祭祀に伴う費用、被災地へのお見舞い金などに使われる「内廷費」について、増額を見送ったと発表しました。
物価の上昇や公務員の給与改善などに基づき算出される来年度の増加の見込額は、増額を検討する基準となる定額の1割を上回っていましたが、国民生活の状況などから宮内庁は30年ぶりの増額を見送り、3億2400万円を計上しました。
また、その他の宮家に支出される「皇族費」も増額は見送られました。
内廷費と皇族費は1996年度以降、変わっておらず、きのう退任会見を行った西村前宮内庁長官は増額について、「国民の生活状況を見極めながらではあるが、前向きに検討を進めていただければ」との見解を示していました。