玉城知事は25日、報道各社のインタビューに応じ、2026年の沖縄県知事選挙への対応について、明言を避けつつも新たな施策への取り組みに意欲を示しました。
25日の会見で、2026年の県知事選挙への出馬について問われた玉城知事は、県政与党勢力による擁立に向けた動きを「静観したい」と述べました。
一方、任期が残り1年を切る中で新たに取り組みたい施策があると、3期目に意欲をのぞかせました。
玉城知事:
私がやりたい事はまだまだいっぱいありますし、それこそ鉄道が実現するまではやめられないのかなという気持ちも正直あります。ただそれは県民の皆さんのご判断にお任せしなければいけない
また、玉城知事は普天間基地の名護市辺野古への移設の是非が、引き続き「県知事選挙の争点になる」という考えを示しました。
玉城知事:
沖縄県における全県選挙では、辺野古新基地建設問題など、米軍基地を多く抱えるがゆえの課題が選挙の争点になるということははっきりしている
県知事選挙に向けては、経済界や保守系首長などでつくる選考委員会が、玉城知事の対抗馬の擁立に向け選考作業を進めています。