沖縄県内でバスの運転手が不足するなか、23日、全国で初めてとなる路線バスの外国人運転士が誕生しました。
県内でリムジンバスなどを展開する東京バスグループには、沖縄営業所に特定技能制度で資格を取得したフィリピン国籍の4人のバス運転士が在籍しています。
そのうちの一人、ルアレス・ザ・イアンさんは23日、那覇空港から北谷を結ぶ「シャトルバス」の乗務に当たりました。
イアンさんたち4人の運転士たちは、福島県で大型二種免許を取得した後、2025年10月に来沖し研修を重ねてきました。
また、全員が日本語能力試験の中級にあたる「N3」以上を取得していて、英語も堪能だということです。
ルアレス・ザ・イアンさん:
お客さんと一緒に乗って、すごく緊張して。毎日やったら慣れると思います。急ハンドルや急ブレーキを避けて、安全運転をするようにします
東京バスは積極的に外国人を採用することで、業界全体が抱える深刻な人手不足の改善にもつなげていく事にしています。