海外で大規模な災害が発生したときに日本各地の消防から派遣される国際消防救助隊の合同訓練が松江市で行われました。
この合同訓練は、国際消防救助隊として海外の被災地に派遣された場合に備えて中国地方の消防などが連携して去年から始まりました。
今年は松江市の島根県消防学校で行われ、国際消防救助隊に登録している7つの消防などからあわせて25人が参加。訓練では、海外でマグニチュード8.0の地震が発生し、48時間後に現地入りした想定で行われました。
松江市消防本部・岩田尚未さん:
「初めて会う他の消防本部の隊員たちと一緒に活動するので、まずはチームビルディングをしっかりして連携の取れた活動に繋がるようにやっていきたい」
国際消防救助隊は、各地の消防隊員で編成されるため、消防は日ごろから誰とでも連携が取れるよう体制を整えているとしています。