島根県は県立水泳プールの水道メーターが法律で定められた期間を過ぎた後も更新されず、下水道使用料を本来よりも少なく支払っていたことを明らかにしました。
島根県職員:
「誠に申し訳ございませんでした」
島根県によりますと、松江市の県立水泳プールに設置されている水道メーター3台全てが、法律で定められた有効期間を過ぎた後も、15年間更新されていなかったということです。
このうち1台は2017年2月頃から故障していて、正しく計測することができず、本来よりも少ない下水道使用料を支払っていたことが分かり、県は下水道を管理する松江市に不足分を算定した上で支払うとしています。
県は管理する職員の認識不足などが原因だったとして、今後は台帳でメーターの有効期限を管理するなど再発防止に努めるとしています。
また今回の問題を受け、県は管理する施設のメーターを調べたところ合わせて11台が期限切れのまま使用されていることが分かり、今後、速やかに交換作業を行うとしています。