鳥取県は米子市の養鶏場で発生した高病原性鳥インフルエンザでニワトリの処分など防疫措置が完了したことを発表しました。
鳥取県は12月6日午後、対策会議を開き12月2日から始まった米子市の養鶏場の防疫措置について、6日正午、ニワトリ約7万5000羽の殺処分と死骸や鶏糞・飼料などを地中に埋める埋却処分、それに場内の消毒作業を終え完了したことを発表しました。
県は現在、発生した養鶏場から半径10キロ圏内でのニワトリ・タマゴの搬出などを制限する措置をとっていますが今後、新たな感染が確認されなかった場合、早ければ12月下旬にも制限区域の措置は解除するとしています。
県は引き続き、卵や鶏肉を食べることで鳥インフルエンザが人に感染することは報告されておらず、生産者や消費者が根拠のない噂などに惑わされないよう呼びかけています。