11月に女子プロゴルフでツアー初優勝を飾った小林市出身の脇元華選手が、副賞のコメや飲料を県内の支援団体や故郷へ寄付しました。
11月に伊藤園レディストーナメントで悲願のツアー初優勝を果たした脇元華選手。
5日は、その副賞の長南産コシヒカリ600kgが脇元選手の父・信幸さんから県内で子供やひとり親を支援する3つの団体に寄贈されました。
自身もひとり親家庭で育った脇元選手。「宮崎への恩返しのはじまり」と動画でメッセージを贈りました。
(脇元華選手)
「どんな時もそばで支えてくれた家族のおかげで、夢を諦めずにゴルフを続けることができました。だから今度は私が子供たちの背中をそっと押せる存在でありたいと思っています」
(脇元華選手の父・信幸さん)
「朝方弁当作ったりとか、ずっと思い出しながらの優勝を迎えた。(子供達には)とにかくおなかいっぱい、しっかり食べてもらって、体を作って目標をもってかなえるための努力を積み上げてほしい」
脇元選手は地元・小林市にも副賞のペットボトル飲料など1080本を寄贈。
贈られたコメや飲料は、支援団体を通じて子ども食堂や生活が困窮している家庭に届けられます。