県内で発生したカキの大量死を受けて、横田知事は農林水産省を訪れ鈴木大臣に財政支援や原因究明を直接要望しました。

カキ生産現場の視察から一夜明けて5日、古巣の農林水産省を訪れた横田知事は鈴木大臣に要望書を手渡しました。
要望したのは、生産者に対する緊急の財政支援や大量死の原因究明、また海水温の上昇といった環境変化に対応した新たな養殖技術の確立などカキ養殖業の持続を目指す内容です。

【鈴木憲和 農林水産大臣】
「原因究明と同時に、どういった今後対策が取り得るのかも含めて、来週中には政策パッケージとして出させていただきたい」

鈴木大臣はこのように述べ、迅速な対応を明言しました。

【横田美香知事】
「来週にはパッケージという形で示したいとおっしゃっていただいてますので、県としてもしっかりとそれにも関わってどういった対策をしていくのか、これを早く出していくことが重要だと思いますので、そのあたりで連携をしていきたい」

県はすでに養殖業者の資金繰りを支援するため、借入金の利子分を負担する方針を固めています。

テレビ新広島
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