ことし10月に閉幕した大阪・関西万博のシンボル、「大屋根リング」の解体工事が本格化しています。
大阪・関西万博の会場だった夢洲で、解体工事が行われている「大屋根リング」。
万博の“シンボル”として親しまれ、多くの人がここからの眺めを楽しみました。
博覧会協会によると、今月に入り、草木が植えられていた斜面の板の撤去のほか、柱や梁を外す作業を始めたということです。
2027年8月末までに撤去作業は終わる予定です。
【大阪府・吉村知事】「さみしいですね。万博期間中あそこで歩いて、万博会場の景色を見て、わくわくした思いの中で、こんなすごい木造建築物が作れるんだということを体感しましたから」
「大屋根リング」は、一部の木材が能登半島の復興住宅で再利用されるほか、北東の200メートルは保存され、周辺を公園として整備する予定です。
(関西テレビ「newsランナー」 2025年12月5日放送)