今季一番の冷え込みとなった東京都心。
厳しい寒さの中、大行列を発見しました。

行列のお目当ては「築地銀だこ」。
年末大感謝祭と銘打ち、12月3日から5日まで、創業以来人気ナンバー1のたこ焼きを税抜き390円で販売しています。

サンキュー価格でたこ焼きが買えるとあって、午前中から行列ができ始めると、ランチタイムには数十人が列を作っていました。

訪れた人は「昨日も今日も買いに来て、おいしかったから。友達の家にお土産に持っていこうと思って買いに来た。昨日も3つ、今日も3つ」「安くなってるので。ハクサイ2~3個買ったらこの値段(税抜き390円)になる。こっち(たこ焼)の方がおいしいので買いたくなる」と話します。

そのお味は「おいしいです!カリカリですね。タコもとても感じます。大きいです」といい、たこ焼きを買いに来た客からは笑顔が見られました。

物価高の中、キャンペーンを行っている理由について、築地銀だこの広報室・堀込和江さんは「1年間のお客さまへの感謝を込めて、なるべくお得にアツアツのたこ焼きをお召し上がりいただきたいという気持ちから実施した。少しでもお得にお客さまが楽しんで行かれたり、気軽に足を運んでいただける機会になったらうれしい」と話します。

さらに、6日から3日間はスタンプカードのスタンプが2倍になるキャンペーンも行われます。

行列は、他にもありました。

からあげ専門店「からやま」でも、年末大感謝祭として5日から3日間、人気の定食4品が200円引きなどお得な価格で販売されています。
ランチ時間帯になると、ジューシーな唐揚げを目当てに行列ができていました。

また、大手牛丼チェーンの「吉野家」でも、財布に優しい年末のキャンペーンがあります。
12月からアプリユーザー限定で、週替わりで人気のサイドメニューが50円引きです。

街の人は「普段食べている人に感謝の意味でサービスしてくれている。もっと行きたくなる!」「普段は定食とか牛丼単品とかなので、サラダやサイドメニューがあったらうれしい。特によく行くので私はありがたい」と話します。

物価高に加え、何かと出費がかさむ年末年始。
各企業のキャンペーンが注目されています。