2025年11月に未成年と知りながら熊本県内に住む10代の女子生徒を誘拐した疑いで、27歳の男が12月4日に逮捕された。男は、家出していた生徒に声をかけ、自宅に連れ込んだとみられていて、容疑を認めているという。
未成年者誘拐の疑いで27歳の男を逮捕
未成年者誘拐の疑いで逮捕されたのは、熊本市東区長嶺南に住む自営業・坂本泰人容疑者(27)。

警察によると、坂本容疑者は11月24日夜から26日の朝にかけて、熊本県内に住む10代の女子生徒を未成年と知りながら誘拐した疑いが持たれている。

坂本容疑者は家出して1人で歩いていた女子生徒に声をかけて車に乗せ、自宅アパートの駐車場で「家に帰りたくないなら泊まりな」などと言い、自宅に連れ込んだとみられている。

また、坂本容疑者は26日の朝に生徒を自宅近くまで送り届けていて、その後、母親から「行方不明届を出していた娘が帰宅し、『助けてくれた人の家に泊めてもらっていた』と話している」と通報があり、事件が発覚した。

坂本容疑者は、警察の調べに容疑を認めていて、「女の子が『家に帰りたくない』と言ったから泊めた」と供述しているという。警察は、2人の話から坂本容疑者が女子生徒に対し、性的な行為をしたとみて余罪も調べる方針だ。
(テレビ熊本)
