安曇野市(長野県)の太田寛市長が69歳で亡くなった。28日朝、病院に救急搬送され、「急性心臓死」だったという。10月、再選を果たしたばかりで、ここ2、3日「風邪っぽい」と話していたものの、前日まで公務にあたっていたという。
安曇野市の太田寛市長が急死
69歳で亡くなった安曇野市の太田寛市長。
市などによると28日朝、自宅で起きてこず市内の病院に救急搬送され、死亡が確認された。
27日の夜から28日朝にかけて亡くなったと推察され、「急性心臓死」だったという。
安曇野市は午後会見を開いた。
2、3日前から「風邪っぽい」と話していたものの、亡くなる前日の27日は市議会で答弁するなど特段変わった様子はなかったという。
中山栄樹副市長は「突然の訃報に職員一同深い悲しみと喪失感を抱いております」と述べた。
10月に無投票で再選したばかり
太田市長は安曇野市出身。
県職員から副知事を経て2021年に初当選。
10月5日に無投票で再選したばかりだった。
副知事に起用した阿部知事は、「私を力強くお支えいただきました。さらに、安曇野市の市長としてご献身を重ねてこられました。数多のご功績に対し深甚なる敬意と感謝の意を表するとともに、謹んでお悔みを申し上げます」などとコメントしている。
今後、市が選挙管理委員会に死亡を通知してから50日以内に市長選を行うことになる。
