愛媛県の今年10月の有効求人倍率は1.38倍になり、2カ月連続で減少しました。主な要因は12月の最低賃金の大幅な引き上げを目前に、パートタイムの求人が減少したためと見られています。

愛媛労働局の11月28日の発表によりますと、県内の10月の有効求人倍率は1.38倍になりました。9月は1.42倍、8月は1.45倍で2カ月連続で減少しました。

主な要因はパートタイムの求人の減少。12月からの最低賃金の大幅な引き上げを目前に、企業が従業員の人件費を調整するため、パートタイムの求人を一旦控えていると分析しています。

パートタイムの求人を控えているのは、卸売業と小売業、飲食サービス業などで見られるということです。

愛媛労働局は雇用情勢の判断を「求人が求職を上回っているものの、求人の動きにやや弱さが見られる。今後も物価上昇などが雇用に与える影響を注意する必要がある」と下方修正しています。

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テレビ愛媛
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