「越前水仙」去年の2倍の100万本出荷予定
福井の冬の風物詩「越前水仙」の本格出荷を前に、27日、生産農家らが出荷基準を確認する目ぞろえ会が越前町で開かれました。
越前水仙の目ぞろえ会は、本格出荷を前に毎年行われています。
27日は生産農家ら約30人が参加し、「はかま」と呼ばれる白い茎を4センチ以上残すことなど、越前水仙のブランドを守るための基準を確認していました。
今年は、夏の高温や少雨が心配されましたが生育は順調に進み、不作だった去年から一転、2倍以上にあたる100万本の出荷を目指しています。
12月下旬には出荷のピークを迎え、県の内外に越前水仙が届けられるということです。
「越前海岸水仙まつり」は来年1月17日から開催
一方、その越前水仙を楽しむことができる「越前海岸水仙まつり」をPRしようと、27日は、水仙娘の西穂乃果さん、斉門美優花さんらキャンペーン隊が福井テレビを訪れました。
まつりは例年12月からの開催でしたが、去年、猛暑や少雨の影響で見頃が3月にずれ込んだため、この冬は1月からの開催としました。
会場では、先着100人に越前水仙がプレゼントされるほか、餅まきやカニ汁の販売などが行われます。
水仙娘たちは「可憐な見た目だけでなく甘くてさわやかな香りも楽しんでいただければ。ぜひ水仙まつりにお越しください」とPRしていました。
「水仙まつり」は来年1月17日から開かれます。