解散した「TOKIO」のメンバーだった国分太一氏が26日午後2時から都内で会見し、今後の芸能活動について、「今正直考えられない状態」としながらも、現在は「引退」ではなく「活動休止」である理由について、「当初は引退も考えましたが、それだけではないアイデアをたくさんの方から頂いた」と話した。
国分氏を巡っては2025年6月、日本テレビが「複数のコンプライアンス上問題ある行為」があった事を理由に、レギュラー出演中の『ザ!鉄腕!DASH!!』の降板を発表した。日本テレビは、コンプライアンス違反の内容については、プライバシー保護を理由に一切公表しなかった。
この発表を受けて、国分氏は「長年の活動において自分自身が置かれている立場への自覚不足、考えの甘さや慢心、行動の至らなさが全ての原因」「期限を決めずに全ての活動を休止し、自分を見つめ直させていただきます」とのコメントを事務所ホームページに発表。無期限で芸能活動を休止し、所属していたTOKIOはその5日後に解散を発表している。
記者から「引退はよぎらなかったのか?」と問われると、国分氏は「もちろんよぎりました」と即答。引退を踏みとどまった理由を聞かれると、「関係者や仲間やメンバーや、たくさんの方からご意見を頂きました、当初は引退も考えましたが、それだけではないアイデアをたくさんの方から頂いたので今は活動休止という形を取らせて頂いています」と説明した。
しかし、現在の心境としては、「今は正直考えられない状態です。順番的には対外的な説明とお詫びをできていない」「やはり答え合わせをし、どこまで話が出来るのかライン決めを日本テレビさんと協議していきたいと思います。その先に何か考えられる要素が出てくるかも知れませんが、今現在は何も考えられません」と述べるに留めた。